4.セラピストの起業の意義

現状の中で、セラピストが求められる社会的ニーズを、あらゆる角度から的確に捉え、現状の法的規制の中においても、合法的に実施できる事業を、社会に認められるしっかりとした専門性と高い質が担保されたものとして、一定量以上の実績を積み上げていくことが、私たちに課せられた課題であると考えます。
リハビリテーションの知識や専門性を活かし起業する意義が、社会貢献であり、国民が求めるニーズに応えていく所に、第一義として存在することを忘れることなく活動することが重要であります。この認識の積み重ねこそが、セラピストの起業が社会に認められる活動となると考えます。
あらゆる事業モデルが、今後誕生する中でセラピストの経営する企業においては、高い理念とコンプライアンスが確保できることを目指すことがもっとも重要であると考えます。
起業する事で「儲ける」事はサービスの存続のためには絶対必要な事です。しかし、それが第一義では必ず短命な事業者となるでしょう。我々が地域に何を求められ、何を私達の専門性から届ける事が可能なのか真剣に自問自答し、その考え方が不動の価値をもつときにこそ起業の時と考えます。

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